花巻温泉郷

物語の舞台への旅

花巻温泉郷 - 川上弘美『風花』の舞台

花巻温泉郷(岩手県・花巻市)

写真

新花巻で降りて、バスに乗った。「自炊もできる温泉なんだよ」真人は言った。(中略)終点で降りると、大きな旅館があった。(中略)五階建ての旅館の玄関には入らず、そのまま裏手へまわってゆく。(中略)しばらく歩くと、二階建ての木造の宿がみえてきた。左右に長く棟が張り出した中央にガラスのがらり扉があり、そこが玄関になっている。

花巻温泉郷へやってきた二人。もちろん小説なので、すべてが現実どおりだとは誰も言ってないわけですが、宿が特定できません。戦前からやってる、風呂が深いとか、ほかに表現されるヒントからは、私も泊まったことのある「鉛温泉 藤三旅館」なのかなとも思うのですが、藤三旅館は木造三階建てなんですよね。バスで終点まで行くと新鉛温泉、愛隣館という「大きな旅館」はそこにありますけども裏手にほかに宿はなし、鉛温泉へ行くなら終点まで乗らずその手前で降りるはずです。

藤三旅館ということにしておきましょうか。ここのお風呂は本当によかったですよ。私が行ったのはもう10年も前なのだな。また行きたい。

小説では、主人公「のゆり」が、夫の不倫疑惑(いや事実としての浮気)に心の整理ができないまま、叔父さんと二人で温泉に来てます。このシチュエーションもよく分からない、温泉旅行です。

花巻温泉郷について

花巻温泉郷(はなまきおんせんきょう)は、岩手県花巻市(旧国陸奥国、明治以降は陸中国)の西部に位置する温泉の総称(温泉郷)である。

豊沢川沿いに松倉温泉から新鉛温泉までの8つが、山を挟んで北側に花巻温泉、台温泉が存在する。豊沢川沿いの8湯は花巻南温泉峡(はなまきみなみおんせんきょう)と呼ばれる場合も多い。

南花巻温泉峡と表記されることも。豊沢川沿いの峡谷にあるため、温泉郷ではなく「温泉峡」を名乗る。温泉峡を名乗る温泉地は他にも湯田温泉峡が存在。

一軒宿、湯治場、大型ホテルなど多様な宿が存在している。

かつて、東北本線花巻駅 - 花巻温泉、東北本線花巻駅 - 新鉛温泉を結んだ花巻電鉄が温泉へのアクセスとして存在した。

by Wikipedia

このページへのコメント