日光東照宮

物語の舞台への旅

日光東照宮 - 吉田修一『春、バーニーズで』の舞台

日光東照宮(栃木県・日光市)

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...みんなが国宝の「ねむり猫」を見に行ったとき、なぜかしらふらっとその群れから離れた。ただ、ふらっと群れを離れて、単独行動をとったわけではなく、陽明門を出たところにあったベンチに座り、みんなが出てくるのを一人で待っていた。

高校の修学旅行で日光東照宮へ行ったときのことを思い出しているシーン。みんなで国宝を見ましょう~ってときにつまんなくてはみ出る人はいつの時代だっているわけですが(「ねむり猫」自体もお行儀よく列になって見るようなシロモノでもないわけですが)、それが巡って30代になってから、影を落とすこともあるのかもしれません。

作中ではこの場所に置き忘れてきた腕時計が、後年まで引っかかりを作ることになります。

ねむり猫はともかく、陽明門の造形は執念みたいなものを感じさせるすばらしい出来だと思うのです。高校生に「これをありがたがれ」と言っても届かない面もあるでしょう。ヘンに修学旅行で一度行っちゃった場所は大人になってから訪れにくくなったりするわけですが、日光はそう言わず再訪してほしいところです。

日光東照宮について

日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが多い。

その歴史は少なくとも源義朝による日光山造営までさかのぼり得るもので、源頼朝がその母方の熱田大宮司家の出身者を別当に据えて以来、鎌倉幕府、関東公方、後北条氏の歴代を通じて、東国の宗教的権威となっていた。こうした歴史を背景に、徳川氏は東照宮を造営したと考えられる。

: ※新暦導入以前(1872年以前)の日付は和暦による旧暦を主とし、丸括弧内に西暦(1581年以前はユリウス暦、1582年以降はグレゴリオ暦)を添える。同年4月(4月)は旧暦4月(新暦4月)、同年4月(4月か5月)は旧暦4月(新暦では5月の可能性もあり)の意。

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