秩父 - 佐川光晴『家族芝居』

物語の舞台 - 秩父(埼玉県 秩父市)

存分に声を出しながら善男さんは曲がりくねった峠を越え、秩父市内を通り抜けてさらに三十分ほど走り、山間にある山の家に到着した。

「弔いのあと」より。

おばあさんが亡くなって、年末ですぐに対応できるところが近くにない、ということで、東京から秩父の火葬場を使わせてもらいにワゴンバスでやってきた主人公たち。しかも一度遺族に顔を見せに黒磯に寄ってから来てます。棺桶を積んだ長旅。

火葬場は縁もゆかりもない場所でも手続き上は問題ないものなのですね?

掲載日:2010-10-09
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

秩父について

秩父市(ちちぶし)は、埼玉県の南西部に位置する市。

人口は約6万人で、秩父地方の中心をなす。面積は約578km2で、埼玉県内では最も広い市町村でもある。


[地理]

秩父山地に囲まれた秩父盆地の中央部に、市の中心市街地が位置している。秩父地方では唯一の市で、市域のほとんどが秩父多摩甲斐国立公園や、埼玉県立の自然公園(武甲、西秩父)に指定されている。荒川が南西から北東に流れ河岸段丘を形成している。市の南東にそびえる武甲山では石灰石を産出し、露天掘りが行われている。

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