神宮外苑

物語の舞台への旅

神宮外苑 - 吉田修一『静かな爆弾』の舞台

神宮外苑(東京都・港区)

「そろそろ~、門を~、閉めますので~」
 どこか間延びした声に顔を上げると、「御観兵榎」と名づけられた樹の向こうに竹箒を持った門番が立っている。

冒頭のシーン。男主人公はここで、門番の声に無反応の女性、すぐに耳が不自由と知れる女性と出会います。

明治神宮外苑です。かつて陸軍の練兵場だった時代に、この榎の前に明治天皇の御座所が設けられていたために「御観兵榎(ごかんべいえのき)」という名がついています。現在のものは、台風で倒壊した初代に替わる二代目です。

神宮野球場、絵画館などいろいろな施設がある広い洋風庭園で、新宿区と港区にまたがります。御観兵榎があるあたりは港区。

大通りの銀杏並木が都内の秋の風景として有名です。

明治神宮外苑について

明治神宮外苑(めいじじんぐうがいえん)は、東京都新宿区霞ヶ丘町・港区北青山(一部)にある洋風庭園である。

「明治天皇の業績を後世までに残そう」という趣旨で建設された洋風庭園で、内苑(渋谷区代々木にある明治神宮)に対して、外苑と呼ぶ。明治神宮による管轄の関係から、。内苑である明治神宮は神社建築を基調としているのに対して、外苑は「洋風」を基調としているのが特徴である。通常は、略して神宮外苑と呼ばれることが多い。異称として神宮の杜とも呼ばれる。広大な敷地の中に、よく知られている銀杏並木などの多くの樹木がある園地や明治神宮野球場(神宮球場)がある。なお国立霞ヶ丘競技場は、戦前は外苑競技場として外苑の施設であったが、戦後は国有地に戻って神宮外苑の用地でも施設でもなくなった。

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