雑司が谷 - 原田宗典『優しくって少しばか』

物語の舞台 - 雑司が谷(東京都 豊島区)

「雑司ヶ谷までどれくらいなの? ここから」

「都電で三つめだから......十分もかからないよ」

「あ、都電って、その前の道を走ってるやつね! 乗りたかったのよあれ」

「雑司ヶ谷へ」より。

都電荒川線で訪ねる雑司ヶ谷。恋人が雑司ヶ谷に行きたいと言い、墓地に行って何するんだよ、と男は疑問を抱く。

雑司ヶ谷の霊園には夏目漱石、小泉八雲、永井荷風などの著名人が多く眠っています。

掲載日:2012-07-31
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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