海芝浦駅 - 笙野頼子『タイムスリップ・コンビナート』

物語の舞台 - 海芝浦駅(神奈川県 横浜市鶴見区)

海芝浦......短いホームの片側に緑の鉄柵だけ、下は海、柵の下の海にベージュの汚い泡が浮かんでいる。中性洗剤とシャンプーの瓶が浮いて漂っている。扇島石油、昭和石油、というタンクの文字、扇島はここだ。

JR鶴見線の駅、海芝浦。海に面したどんづまりの駅で、駅の出口が東芝の敷地へ入る門になっています。東芝社員でなければ「駅から出られない」、あとは海に飛び込むしかない駅です。

鶴見線全体が、周辺工場への従業員輸送のための路線であるため、なかなか乗れない東京近郊のローカル線ですが、たまにTV旅番組で取り上げられたりして、それなりに知名度のあるところ。

作中では訳の分からない指令でこの駅を目指す主人公、です。

掲載日:2010-12-26
海芝浦駅イメージ
(C) koji_h
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

海芝浦駅について

海芝浦駅(うみしばうらえき)は、神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線(海芝浦支線)の駅。海芝浦支線の終着駅である。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅として扱われている。駅番号はJI 52

東芝の事業子会社である東芝エネルギーシステムズの京浜事業所に隣接し、改札口は会社の出入り口にもなっている。同社の社員や子会社の東芝プラントシステムなど、会社より認められた関係者でないと、事業所の構内に立ち入ることはできない。

駅ホームが京浜運河に面しており、ホーム内に隣接して「海芝公園」が併設されている。


[歴史]

  • 1940年(昭和15年

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