鎌倉 - 保坂和志『明け方の猫』

物語の舞台 - 鎌倉(神奈川県 鎌倉市)

あの日ぼくは江ノ電なんかに乗ったりしないで歩いて鎌倉駅まで行ったんじゃなかったのか。そうだ。それに間違いない。用がなくて鎌倉駅の方まで行く時はぼくはよく歩いて行くのだ。

鎌倉に住んでた作家ですし、保坂和志には鎌倉~湘南を舞台にした作品はいっぱいあります。そのなかではちょっと異色の作品。

幻覚的に場面が次々と変わるんですが、そのなかの鎌倉あたり。作中にお店の名前がいろいろ出てきます。これらは実在するものなのでしょうか。

喫茶店・エリーゼ、書店・松林堂、たらば書房、不二家、レコード屋・スミヤ、ロッテリア、喫茶店・潤、南浦園、写真屋・鈴木登美太郎の店、書店・目耕堂、メンズショップ・銀星、、、、。

掲載日:2005-04-02
鎌倉イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

鎌倉について

鎌倉(かまくら)は、三浦半島西岸の地名であり、同半島の基部にあたり、相模湾に面している。

平安時代に河内源氏のゆかりの地となり、源頼朝が1180年(治承4年)に当地に根拠地を置き、後年ここで鎌倉幕府を開いて、政治の中心地となった。しかし、室町時代末期には衰退した。

現在も長谷の大仏、鶴岡八幡宮、鎌倉五山など史跡や寺社が多く残っている。また高級住宅地として有名。観光地・行楽地としても知られ、その海岸(由比ヶ浜および材木座海岸)は有名な海水浴場でもある。


[]

エリア一覧