今庄 - 舞城王太郎『煙か土か食い物』

物語の舞台 - 今庄(福井県 南条郡南越前町)

敦賀を過ぎて西暁に入ると田圃の畦道にしがみついていたみじめったらしい雪がきれいさっぱり消えてしまう。嘘みたいだ。

西暁は架空の地名なのですが、舞城王太郎の故郷である今庄がモデルだという話です。現在は市町村合併により南越前町となりましたが、福井県は敦賀の北にある町です。

ちょうど能登にある私の田舎へ帰省する折にもってでた本で、このあたり列車で通りました。石川の言葉と福井の言葉は似通っているので、作品中に出てくる方言も発音のニュアンスが分かります。ちょっと嬉しかったりします。

掲載日:2005-05-08
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

今庄について

今庄町(いまじょうちょう)は、かつて福井県南条郡に属していた町。

2005年(平成17年)1月1日、南条郡南条町・河野村と合併して南越前町が発足し、今庄町は廃止された。


[地理]

日野川の最上流部にあたり、流域には広野ダム、桝谷ダム、夜叉ヶ池がある。

大野市、和泉村、福井市、勝山市、敦賀市に次いで、福井県で6番目に広い面積を持つ自治体だった。


[歴史]

  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 南条郡今庄村、堺村、宅良村及び湯尾村が合併して、南条郡

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