南船場 - 柴崎友香『その街の今は』

物語の舞台 - 南船場(大阪府 大阪市中央区)

本町と堺筋本町と心斎橋のどの駅からも中途半端な距離にあるこの場所は、中小の会社や問屋が大方を占めているけれど、繁華街も近いので飲食店やお店も途切れずにあって、週末でも人通りがある。店の前の筋のずっと先には、阪神高速道路とその下の船場センタービルが見えている。

大阪の地理には明るくないですが、南船場と言えばいいんでしょうか。堺筋と御堂筋、中央大通と長堀通に囲われたエリアです。引用部にあるとおり、中小の会社や問屋大方を占めるところ。

作中では、主人公がバイトしているカフェがここにあります。

掲載日:2011-07-10
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

南船場について

南船場(みなみせんば)は、大阪府大阪市中央区の町名および地域名。現行行政地名は南船場一丁目から南船場四丁目。


[地理]

現行住居表示の南船場は1丁目から4丁目まであり、東横堀川から堺筋までが1丁目、三休橋筋までが2丁目、御堂筋までが3丁目、西横堀川(現在は埋立。阪神高速1号環状線北行き)までが4丁目となる。

4丁目が高感度なショッピングエリアとなっており、ファッション誌などで「南船場」と紹介される場合は通常4丁目を指す。元々は繊維問屋街として発展したが、産業構造の変化で衰退しつつあった1990年代前半、オーガニックビルなどいくつかの新しい建築が話題を集め、デザイナーなどが集まり出した。1990年代後半より4丁目には心斎橋やアメリカ村などから店舗が移転

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