西天満

物語の舞台への旅

西天満 - 宮本輝『流転の海』の舞台

西天満(大阪府・大阪市北区)

松坂ビルは、空襲の前まで、淀屋橋から大阪駅へ少し戻った御堂筋の東側に建っていたのだが、その跡にも、いまは数十軒のバラックが持主である松坂熊吾に何の許しも得ぬまま店を張っていた。

戦後間もない大阪。淀屋橋から川を越えて大阪駅側へ戻ったところ、御堂筋の東だったら西天満の区域ですかね。大阪は焼け野原、無一文になってしまった主人公がここで生活を立て直していきます。自伝的大河小説の第一巻で、「松坂熊吾」は宮本輝の父が投影されています。

西天満について

西天満(にしてんま)は、大阪府大阪市北区の町名。1 - 6丁目まである。郵便番号は530-0047。

東端は天満堀川跡の阪神高速12号守口線、南端は堂島川、西端は御堂筋、北端は寺町通。北東角に堀川戎神社があり、南端の堂島川には上流から難波橋・鉾流橋・水晶橋・大江橋が架かっている。大阪高等裁判所などの官公庁やオフィスビルが立地する一方、西は北新地、北は兎我野町や太融寺町といった北野の歓楽街に隣接している。

江戸時代以来の天満の天満堀川以西と堂島の東端部および旧西成郡川崎村・北野村・曾根崎村の各一部にあたる。現在の堂島ビルヂング所在地が堂島の東端にあたり、東隣の曽根崎変電所は曽根崎川の川跡に立地している。曽根崎川には上流から難波小橋・蜆橋が架かっていた。

1978年(昭和53年)に現行住居表示を実施。かつての西堀川町の寺町通以南・伊勢町・源蔵町・富田町・木幡町・老松町・樋上町・若松町・絹笠町・真砂町・梅ケ枝町・神明町に概ね該当する。

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