吉野

物語の舞台への旅

吉野 - 中上健次/角川春樹『俳句の時代』の舞台

吉野(奈良県・吉野町)

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「野性時代」に「吉野」という小説を書こうと思って、まだ書き始めてないんだけど、それを舞台に考えてて......。だから冬の、雪の降る吉野を見たこともあるし、いろんなことがあるんだけど、やっぱりいちばん華やかで、いちばん怖くて気持ち悪いなぁ、という感じの時が、この花の時ですね。いちばんあやしい感じですね。

遠野、熊野、吉野をめぐっての対談。引用部は吉野編での中上の発言。気持ち悪い春の吉野は、桜の名所として有名です。

対談としては櫻花壇という名旅館にこもって話をしてるわけですけど、吉野をディープに掘り下げる話もされます。

吉野について

吉野(よしの)は、大和国南部一帯、現在の奈良県南部一帯の地名。に相当する。吉野山から大峰山の山岳地帯をいい、狩りに適した良い野という意味である。吉野は口吉野と奥吉野に別れる。奥吉野は山々が連なる山岳地帯で、古くは大峰とよばれ、厳密には吉野に含まれなかった。大峰の山々は熊野まで連なる。大峰への道は修験者によって、熊野から開かれた。

『記・紀』には応神や雄略の吉野での狩りの伝承が載せられている。

紀伊半島の中部に位置し、奈良盆地の南に位置する。高地・盆地・山岳地帯が並存する。面積は神奈川県や佐賀県に匹敵する。口吉野は吉野川流域、奥吉野は十津川・北山川流域である。吉野川は紀ノ川となって紀伊水道へと流れ下り、十津川と北山川は熊野川となって熊野灘へ注いでいる。

熊野地方(三重県南部から和歌山県南東部まで)と並ぶ多雨地帯であり、台風銀座でもある。吉野杉は秋田杉や木曽檜と並んで日本三大美林一つとされ、日本有数の林業地帯となっている。

サクラの名所としても知られるが、多くは吉野の名を冠したソメイヨシノではなく、ヤマザクラの類である。

2004年には、吉野・大嶺を含む紀伊山地の霊場と参詣道が、ユネスコの世界遺産に登録された。

by Wikipedia

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