新見 - 村上龍『歌うクジラ』

物語の舞台 - 新見(岡山県 新見市)

国連の介入があって結局使われなかったが、反乱移民軍は岡山北部の本拠地周辺に核攻撃に耐えられる防空壕を造った。(中略)そのあとも山口から岡山にかけての山間部、それに沿岸部の一部にはここと同じようなトンネル型防空壕が何十ヵ所も造られた。

100年後のSF小説。岡山と広島の北部県境付近に反乱移民軍の拠点があり、移民軍のメンバーとともに主人公はそこへ連れられていきます。

岡山県の北部、現在の地図では新見市になる山間部でしょうか。小説では日本の国体をなしてないので、現在の行政区分には意味はないですが。

掲載日:2011-03-27
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

新見について

新見市(にいみし)は、岡山県の北西端部に位置する市である。

北部は中国山地、南部は吉備高原のそれぞれ一部を成す。北は鳥取県に、西は広島県に接し、3つの県が三国山で接している。


[地理]

新見市は面積の85パーセント以上を山地が占める。例えば、花見山(1188 m)、雄山と雌山(1153 mと1067 m)、剣森山(1034 m)、大佐山(988 m)、天銀山(981 m)などのように、1000 m前後の山々が複数存在する。

新見市の中心地は、新見盆地の中央の狭い平地に位置する。なお、新見市役所の周辺だけですら、黒髪山(648 m)や水晶山(582 m)などが見られるといった状態である。つまり事実上

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