斎場御嶽

物語の舞台への旅

斎場御嶽 - 池澤夏樹『アマバルの自然誌』の舞台

斎場御嶽(沖縄県・南城市)

写真

 村でいちばん大きな御嶽の奥に、崖の上に生えてその崖沿いに根を下ろしたガジュマルがある。御嶽というのは神域、まあ社殿なき神社と思っていただきたい。
 しばらく見ていないと思って行ってみた。ガジュマルは以前のとおり奇怪な姿だったが、キジムナーが棲むにはちょっと小さい。

1998年から2004年にかけて著者が住んでいた沖縄県南城市(の旧知念村)で自然を観察する本。村名は明かさずに古い言い方でアマバル(安間原)と呼ぼうかなというタイトルですが(あとがきで知念村だと書いてる)、アマバルでも安間原でもググるとこの本の情報しか引っかかりません。これ地名として本物ではないのでしょうか?

旧知念村は沖縄南部の東側、知念半島の突端です。引用文にある御嶽は「斎場御嶽」で、琉球王国で最高位の拝所だったもの。

斎場御嶽などが世界遺産となった今日ではかなり整備が進んだ(つまり自然が減った)らしいですが、この本に書かれた鳥や虫たちはその数を減らしていくのでしょうか。

斎場御嶽について

斎場御嶽(せいふぁーうたき/サイハノうたき)は現在の沖縄県南城市にある史跡。15世紀-16世紀の琉球王国・尚真王時代の御嶽であるとされる。「せーふぁ」は「最高位」を意味し、「斎場御嶽」は「最高の御嶽」ほどの意味となり、これは通称である。正式な神名は「君ガ嶽、主ガ嶽ノイビ」という。

敷地内には首里城内の施設名と同じ拝所が複数ある。

3つの拝所が集中する最奥部の三庫理(さんぐーい)には「チョウノハナ(京のはな)」という最も格の高い拝所があり、クバの木を伝って琉球の創世神であるアマミクが降臨するとされる。

なお、三庫理からは王国開闢にまつわる最高聖地とされている久高島を遥拝することができるが、これについては史書には記述がない。これは、近世になって三庫理の岩壁の一角が崩れたことによるもので、かつての三庫理は三方を岩壁に囲まれた空間だった。

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