嘉手納基地 - 池澤夏樹『カデナ』

物語の舞台 - 嘉手納基地(沖縄県 沖縄市)

「明るいきれいなところと、暗くて恐いところとどっちがいいですか?」とあたしは聞いた。「どっちも大したことないけど、昼間、海側のゲートから出ていけば明るいし、夜になって第二ゲートから行けばコザの歓楽街だわ」

嘉手納基地、アメリカ空軍嘉手納基地が舞台です。ベトナム戦争中の話で、北爆の出撃基地としてのカデナ。

引用部は主人公のひとりでありカデナに勤める士官の女性が、新たに配属された男と話しているシーン。オキナワを案内しましょうか、という。

普天間の嘉手納への統合案などもありますが、どうなるんでしょうね。

掲載日:2011-06-26
嘉手納基地イメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

嘉手納基地について

嘉手納飛行場(かでなひこうじょう)は、沖縄県中頭郡嘉手納町・沖縄市・中頭郡北谷町の広大な面積に拡がる極東最大のアメリカ空軍基地。嘉手納空軍基地(Kadena Air Base=英語での正式名)、あるいは単に嘉手納基地と呼ばれることも多い。1945年4月、アメリカ軍やイギリス軍からなる連合国軍が沖縄戦で旧日本陸軍中飛行場を接収し、その後さらに拡張した基地である。


[概要]


[施設内容]

3,700mの滑走路2本を有し

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