永登浦 - 中上健次/荒木経惟『物語ソウル』

物語の舞台 - 永登浦(韓国 ソウル)

ヨンドンポの家を朝出て、日が落ち切るまで市場で物を売って家に帰るのが、日課となった。女の眼に、最初、ソウルは毎日、祭りか、昔、芸人らが村の広場で芸を披露した特別な日のようで、一日一日が新鮮だった。

ソウルの「路地」での生活を写真と文章で映した書。ヨウドンポ(永登浦)はソウル中心部から南西、川を渡った汝矣島の先です。

貧しさはもちろんどこにでもあるもので。

掲載日:2005-01-30
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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