カオハガン - 崎山克彦『何もなくて豊かな島』

物語の舞台 - カオハガン(フィリピン ラプ=ラプ市)

カオハガン島では、風がよく見える。そして風がよく聞こえる。緑の多いカオハガン島では、島中で風の音が聞こえる。

セブ島にほど近い、東京ドームと同じくらいのサイズの南の島。定年後、著者は退職金でこの島を買って移り住んだのですね。「南の島を買う」。これを夢と呼ばずして何と呼ぶ。

それも、もともと島に住んでいる住人はそのままに、共存生活です。何にもない小さな島で、豊かな生活。いいよねぇ。

そんな島ですが、旅行で行けます。泊まれます。本は絶版なのですが、興味のある方は探して読んだ上で、旅に出ましょう。

・・・というか出版された当時話題になったので知ってますよね。

掲載日:2006-10-19
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

カオハガンについて

カオハガン島(Caohagan)は、フィリピンセブ島沖、ラプ=ラプ市のオランゴ環礁に属する島のひとつ。


[概要]

島の人口は600人前後(2013年現在)で、島中に椰子の木などの植物が群生し、自然豊かな美しい土地。

1991年に、元出版社社長の日本人崎山克彦がこの島を購入する。以来、島の教育・医療・産業などを整備し、小規模ながら島内にロッジや公共トイレなどの宿泊施設を設けることでグリーンツーリズムの精神に基づく観光を島民の収入源にするなど、積極的に行動を起こしている。

崎山が自らの著書でカオハガン島の事を「何もなくて豊かな島」と紹介したことで、日本での知名度が上がり、観光客が増加した

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