パリ国立図書館 - 松浦寿輝『散歩のあいまにこんなことを考えていた』

物語の舞台 - パリ国立図書館(フランス パリ)

パリ国立図書館というこの巨大な言語集蔵施設をかつてはあまり好きになれずに終ったのは、何かの宗教的な殿堂にでも漂っているような、人に崇敬を強要する押しつけがましい空気をそこに感じとっていたからかもしれない。

「図書館という機械」より。

フランスはパリにある国立図書館、ビブリオテーク・ナショナルは王室の収蔵物に由来する図書館です。4つの開いて立てた本が向き合っているような建築です。

パリに滞在、資料にあたるためパリ国立図書館に日参する著者、というエッセイ。

掲載日:2010-02-07
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

パリ国立図書館について

フランス国立図書館(フランスこくりつとしょかん)(仏: Bibliothèque nationale de France、略称:BnF)は、フランスのパリを中心とした国立図書館である。1367年にシャルル5世によって創立された王室文庫 (Bibliothèque du Roi) を起源とする。フランス革命により国立図書館 (Bibliothèque Nationale) となり、以後帝政期には帝国図書館 (Bibliothèque Impériale) などとも呼ばれたが、1994年に現在の名称であるフランス国立図書館となった。

1区パレ・ロワイヤル北側至近に位置し

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