エストレモス - k.m.p.『ポルトガル 朝、昼、晩。』

物語の舞台 - エストレモス(ポルトガル アレンテージョ)

リスボンからバスで内陸にすすみ
スペインに近づくほど、土が赤くなってきた。

初夏なのに、なぜか枯れ草がパサパサと生えていて、
背の低い木がポツポツ並び、砂漠のようにみえる。

この景色も飽きたな~、とあくびをしていると
丘の上に白いまちがみえた。

エストレモス。

ガイドブックにもあまり情報が載ってない、
小さくて静かな田舎まち。

大理石で知られる町、エストレモス。ポルトガルで一番美しいポザーダ(古城ホテル)があるとも言いますが、観光要素はあまりなく、そんなに何日もいる町ではないのかもしれません。ここに2週間(実際は10日いて、その後モンサラーシュへ移る)滞在しにやってきたk.m.p.の生活ぶりが見える本です。

おじいさんを観察したり、ため息に不思議がったり、自炊したり、たまに外食したり、そんな生活。やっぱりこれは旅じゃないな。

掲載日:2007-02-03
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

エストレモスについて

エストレモス(ポルトガル語: Estremoz [(ɨ)ʃtɾɨˈmoʃ] ( 音声ファイル))は、ポルトガルのアレンテージョ地方エヴォラ県、エストレモス自治体にある町。

ボルバやヴィラ・ヴィソーザの町と共に、大理石によって世界的に知られている。大理石には白、クリーム、ピンク、灰色や黒の筋が入ったものがあるが、とりわけピンクは需要が高い。古代より彫刻材や建材として使われ、スペインのメリダにある世界遺産の競技場にもエストレモス産の大理石が使われていたとされる。航海士によってアフリカ、インド

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