フィレンツェ - 角田光代『いつも旅のなか』

物語の舞台 - フィレンツェ(イタリア トスカーナ州)

フィレンツェはちいさな町で、そんなふうにいきあたりばったりに歩いていても何かしら目印になるような建築物にぶつかる。あの有名な煉瓦色の円屋根や、屋外彫刻が並ぶ広場や、ばかでかい教会なんかに突き当たる。

「ほとほといやになるけれど」より。

ずっと行きたかったイタリア、フィレンツェへの旅。

スペーコラ美術館に行きたくて、と。動物の剥製、人体解剖模型などがわんさか置いてある、どちらかというと女性の旅の目的にはなりにくいスポットなのではないかと思わせるところです。

掲載日:2010-02-20
フィレンツェイメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

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