イヌヴィック

物語の舞台への旅

イヌヴィック - 村上龍『愛と幻想のファシズム』の舞台

カナダ・イヌヴィック

北極海へと注ぐ赤い河を渡ると、イヌヴィックまでは百キロ近く直線道路が続いた。景色は完全にフラットになった。山も丘も谷もない。沼と、澱んだクリークと、苔が被った凍土と、頼りなく立っている細い幹の樹木、それだけだ。

北極圏の町、イヌヴィック。主人公のトウジとゼロがこの町で出会います。物語の序章です。

イヌヴィックはカナダの北西部、マッケンジー川沿いにあります。

夏は日が沈まない白夜になりますが、作中でも7月、白夜です。

イヌヴィックについて

イヌヴィック(Inuvik)とはカナダのノースウエスト準州イヌヴィック地域にある町。現在の人口は3,450人(2004年)。マッケンジー川の下流近くにあり、北極圏の町として観光で訪れる人もいる。イヌヴィック地域の行政区役所が置かれている。

マッケンジー川の河口のマッケンジー湾にあったアクラヴィック(Aklavik)と言う町の替わりに、行政の中心として1953年に開かれた。当初はニュー・アクラヴィック(New Aklavik)と呼ばれたが、混乱するので1958年にイヌヴィックに改称。

1979年にデンプスター・ハイウェイが完成し、夏期に車で行ける最北部の町として有名になった(冬季はマッケンジー川が凍結し、その上を走って北極海に面したタクトイヤクトゥク(Tuktoyaktuk)まで行ける)。

1971年から1990年の間はカナダ軍駐在とボーフォート海の油田探索で経済的にも潤ったが、地方政府からの援助中止、地元の油田開発反対などのいくつかの理由で現在は中止されている。

by Wikipedia

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