メキシコシティ - 星野智幸『最後の吐息』

物語の舞台 - メキシコシティ(メキシコ)

メキシコの首都は排気ガスの香りがする街だった。空港付近はとりわけ、そのにおいが強かった。飛行機から外を眺めていると、灰色の山並に囲まれた窪みに、桃色の雲が溜まっているのが見えた。

水泳選手だった主人公ミツが、遠征で訪れたメキシコの市場で金の魚細工に魅せられ、後年メキシコ・シティへ移り住む。

そこはグァバの香りに満ちた街、なのですが、中南米のほうもグァバの産地なんですね。南アジア産フルーツのイメージでした。いずれにせよ、熱帯のねっとりした空気が、すごい迫力で迫ってくる作品です。

マヤ・アステカ系の遺跡は関心の高いところなのでメキシコは行ってみたいところ。「太陽のピラミッド」があるテオティワカンも、メキシコシティのすぐそばなんですよね。メキシコシティの成り立ちそのものが、アステカ王国の中心都市ですからね。

しかし、Wikipediaに書かれるくらい、大気汚染のヒドイ都市として有名なのですか?

掲載日:2006-10-07
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

メキシコシティについて

メキシコシティ(西: Ciudad de México スペイン語発音: [sjuˈða(ð) ðe ˈmexiko] ( 音声ファイル)、英語: Mexico City)は、メキシコ合衆国の首都。同国を構成する32州の一つ。北アメリカ屈指の世界都市。

なお、国名と同一名称のため「市」に相当する単語を付けて呼ばれるのが通例となっており、メキシコの公用語であるスペイン語では「シウダー・デ・メヒコ」(Ciudad

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