ティグレ - 椎名誠『活字たんけん隊』

物語の舞台 - ティグレ(アルゼンチン ブエノスアイレス)

ヌートリアを辞書でひくと「カワウソ」とあるが、アルゼンチンのパラナ川とウルグアイ川の合流するティグレという浮き草島の群生するところで、ヌートリア猟をしている漁師と出会った。

「ラ・プラタ川の珍しい動物」より。

ティグレはブエノスアイレスの北にあるパラナ川沿い、デルタ地帯の町です。大きな市場を目当てに訪れる観光客も多いところです。

観光ではなかなかカワウソ猟は見られないと思いますけど、「食用の大ネズミ」然としたカワウソを捕る漁師です。

掲載日:2010-04-04
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ティグレについて

ティグレ(スペイン語: Tigre)は、アルゼンチンのブエノスアイレス州にある自治体であり、ティグレ・パルティードの政庁所在地である。大ブエノスアイレス都市圏の北部に位置し、首都ブエノスアイレス市から北西方向にある。2001年の調査による市の人口は31,106人であり、パルティード全体の人口は459,263人である。ティグレ(スペイン語で虎)という市の名称は、開拓初期の当地で虎やジャガーが狩られたことに由来している。

市の東部はラプラタ川水系のパラナ川に面しており、観光客や週末旅行者が集まる場となっている。川に並行する形でトレン・デ・ラ・コスタ(観光鉄道)が走っており、バスなどでも川辺にアクセスできる。市内には無数の川が流れている。洪水で他の開拓地が破壊された後の1820年、島の上に町が建設された。当時はデ・ラス

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