今ハバナ湾に沈んでいく夕日を見ながらこの原稿を書いている。すでにからだも心も、その他の精神とか魂とかいうような実体があるのかないのかわからないものも、ハバナ・モードとでも呼べるような状態に変化している。
村上龍のエッセイでは自分も身に着けたいと思わせるような見識が多く含まれているのですが、そのためには、こういうかっこ悪い書き出しに我慢をしなければならない。
キューバの首都、ハバナ。村上龍のキューバ好きは知られるところです。ここではカリブ海に沈む夕日でゆったりリゾート、というモードではないみたいですが、どうしても豪奢なホリディに見えますね。
ハバナ・モードがどういう状態なのか、本を読んで確かめてみてください。
カストロの体調は悪化している(?)ようですが、今後の政治体制などどのようにか動いていくんでしょうか。もう少し訪れやすい国になったりするのでしょうか。
掲載日:2007-01-21