それは小王国で、ひとつの商都からなる砂漠の邑です。その地理はといえば、上エジプトの最南部がヌビア王の領地を経てあらゆる蛮境と接するところ、聖なるナイル河が二度、三度と彎曲する砂漠地帯であって、じつに心地よい緑野を国土としておりました。
「ゾハル」と呼ばれるオアシスの町が舞台となりますが、ファンタジーゆえ場所の特定ができません。ナイル河をさかのぼったスーダン側?
エジプト内アブ・シンベルのあたりがヌビア遺跡と呼ばれますが、ヌビアといったときの領域も広くてスーダンにまたがります。
イメージとしては古代エジプトの都市を描いておけばいいんでしょうかね。
砂漠の遺跡に封印された蛇神。禍々しく美しい、ストーリーです。
掲載日:2007-01-14