ラゴス - 磯崎憲一郎『世紀の発見』

物語の舞台 - ラゴス(ナイジェリア)

夜明け前のこんな時間だというのに、ラゴス市内の高速道路は渋滞していた。運転手はさっきから車線を変えるばかりで、いっこうに前には進んでいないように見えた。「故障車をその場に乗り捨てていってしまうのです」

ナイジェリア旧首都のラゴスはアフリカ有数の大都市です。海岸沿いに位置し、市街は島になっています。

引用部にあるような渋滞はこの町の常態らしく、世界最悪の渋滞都市とも言われます。

作品中では、主人公がナイジェリアに赴任し、10年を過ごすことになります。読者としてはなんでか分からないうちにナイジェリアに入ってて、気がついたらもう日本にいる、不思議なスピード感で小説は進みます。

掲載日:2013-01-27
ラゴスイメージ
※写真はイメージです。地図もイメージであり、写真撮影地点や物語の舞台の特定を意図したものではありません。

図書情報

ラゴスについて

ラゴス(英語: Lagos [ˈlɑːɡoʊs, ˈleɪɡɒs])は、ナイジェリア最大の都市。南西部のベニン湾岸に位置し、同国最大の港湾施設を備えている。かつてナイジェリアの首都であった。


[概要]

独立後の人口調査は2回だけだが(1972年と1991年)、その人口の推計は1,000万前後と思われ、アフリカ最大級のメガシティである。2016年の都市圏人口では1,283万人であり、世界第24位、アフリカではカイロに次ぐ第2位と推計されている

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