岡崎祥久
岡崎祥久プロフィール&ガイド
岡崎祥久(おかざきよしひさ)―1968年生まれ(56歳)。東京都出身。小説家。
1997年『秒速10センチの越冬』で群像新人文学賞を受賞し、デビュー。
1997年『秒速10センチの越冬』で第40回群像新人文学賞、2000年『楽天屋』で第22回野間文芸新人賞受賞。
群像出身らしく軽妙な自己言及と虚無感のある作家。文庫にしてくれたらもう少し手に取りやすいし薦めやすいんですけどね。
岡崎祥久おすすめ本ベスト
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魔法に憧れる中学生。少年期の世界拡大物語として微妙なとこで成立してる。ファンタジーでなく、かといってリアリティもない、思考実験に近い青春小説。大人になるってのはカップを立てられることじゃないんだよね。文学(小説)
岡崎祥久レビュー一覧(9冊)
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メモ書きから過去の日記を起こして、時系列もバラバラに再構成したもの、という謂のウェブ連載。その出自が嘘か本当かはともかく、また「文学的」なのはどの辺なのかと穿つことなく素直に読めば、ファニーな断片集。文学(小説)
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貴族風の制服でゆっくり町を流すタクシー運転手。同僚や客(数学者?)と不思議な会話をしたりするのだが、何にもない。何にもないただの生活を描いて、焦れるべきところでなかなか焦れない小説。ここから出てどこへ。文学(小説)