2007年2月

近況報告

綿矢りさ文体かわりましたねぇ

綿矢りさの新作『夢を与える』を読み終わりました。文体かなり変わりましたね。Yahoo!ブックスのインタビューを読んでも文体の変化は意識的ということなので、それ自体は歓迎されるべき幅なんだろうなと思いますが、なんか普通の小説になっちゃった。 いや確かに読みやすし、ストーリーにも合ってるとは思うのですが...

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ワーズギアは誰に売りたいのよ

「電子端末で変わる読書の未来 『片手に書斎』絶版なし(東京新聞)」という記事で、先日ちょっと触れた読書端末「ワーズギア」のインタビューを読みまして。突っ込みどころ満載で、どこまで本気で言ってるのか心配になってきました。 ――読書スタイルはどう変わる?「紙の本は両手で持って読むが、ワーズギアは片手で読...

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「CGM」と言うときの違和感の源泉は?

前回書いた話は「本が好き!」って面白そうなサービスだねというのが主体のつもりだったんだけれど、書いてみたら出所のよく分からない不快感みたいなところが前にきちゃったのでもう少し整理。 個人メディア(あえてブログと言わない)やクチコミ情報への親近感には既存のメディアへの不信感があったわけじゃない? 広告...

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CGMの名の下に使役させられていく僕たち

「ブログ記事型アフィリエイト」ってあるじゃないですか。商品なりサービスなりをPRしたい企業が(アフィリエイトサービスを中継して)「この商品(サービス)についてブログ記事を書いてくれたらお金上げます」って言って、ブロガーたちがワッと提灯記事を書いて、それを提灯記事と知らずに読んだ人が「へー」って言う、...

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