小川洋子

小川洋子プロフィール&ガイド

小川洋子(おがわようこ)―1962年生まれ(61歳)。岡山県岡山市出身。小説家。

1988年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞、デビュー。

1988年「揚羽蝶が壊れるとき」(『完璧な病室』に所収)で第7回海燕新人文学賞、1991年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞、2003年『博士の愛した数式』で第55回読売文学賞(小説賞)、2004年同作で第1回本屋大賞、同年『ブラフマンの埋葬』で第32回泉鏡花文学賞、2006年『ミーナの行進』で第42回谷崎潤一郎賞、2013年『ことり』で第63回芸術選奨、同年その活動により第4回早稲田大学坪内逍遙大賞、2020年『小箱』で第73回野間文芸賞受賞。

ずいぶんキャリアの長い作家のわりには『博士の愛した数式』のヒットによって旬の人みたいな扱われ方をしてました。まぁ私もそれくらいしか読んでないわけですが。

関連作家・似てるかも作家:恩田陸 多和田葉子 川上弘美 吉本ばなな 原田マハ 万城目学 梨木香歩 三浦しをん 山田詠美 宮本輝

小川洋子おすすめ本ベスト

  1. 『猫を抱いて象と泳ぐ』表紙
    チェスの宇宙に生きた少年の物語。出会いと別れ、波乱に満ちた人生なのに、こんなにも静けさに満ちている。盤上(と机の下)に流れる美しく整った時間に見とれてる間に驚きのラスト。読み終わるのが惜しい親密な世界。
    文学(小説)

小川洋子レビュー一覧(4冊)

  1. 『猫を抱いて象と泳ぐ』表紙
    チェスの宇宙に生きた少年の物語。出会いと別れ、波乱に満ちた人生なのに、こんなにも静けさに満ちている。盤上(と机の下)に流れる美しく整った時間に見とれてる間に驚きのラスト。読み終わるのが惜しい親密な世界。
    文学(小説)
  2. 『博士の愛した数式』表紙
    事故の障害で80分しか記憶を維持できなくなった老博士に数学的世界の驚きを教わる家政婦母子。「交流が深まらない」という眩暈するような絶望さえ後に残らなくても、数式の温かみで前向きのベクトルに変える美しさ。
    文学(小説)

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