川上未映子

川上未映子プロフィール&ガイド

川上未映子(かわかみみえこ)―1976年生まれ(47歳)。大阪府大阪市出身。小説家、詩人。

2002年川上三枝子名義で歌手デビュー、その後「未映子」と改名し音楽活動を行う。2006年エッセイ『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』を出版し、以後作家活動へ。夫は阿部和重

2007年その活動により第1回早稲田大学坪内逍遙大賞(奨励賞)、2008年『乳と卵』で第138回芥川賞、2010年『ヘヴン』で芸術選奨新人賞および第20回紫式部文学賞、2013年『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞、同年『水瓶』で第43回高見順賞、2016年『あこがれ』で第1回渡辺淳一文学賞、2019年『夏物語』で第73回毎日出版文化賞受賞。

ビバ関西弁。と思ったら最近はそうでもないのですか。勢いが好きです。作家になる前の音楽活動も好きです。

関連作家・似てるかも作家:小川洋子 村田沙耶香 川上弘美 今村夏子 三浦しをん 角田光代 知念実希人 吉田修一 平野啓一郎 綿矢りさ

川上未映子おすすめ本ベスト3

  1. 『ヘヴン』表紙
    陰湿ないじめを受ける二人の交流と、いじめる側の論理。こんな文体も書けるのかと驚くうちに、善悪を混同させる世界に浸かってる。辿り着いた場所がヘヴンか何処かも分からないけど壮絶に美しい、ラスト痺れました。
    文学(小説)
  2. 『乳と卵』表紙
    豊胸手術を願う母と、自問する娘、母の妹である観察者わたしによる「女という性」論。構造もテーマも非常に分かりやすくて、鮮烈なクライマックスも「芥川賞狙い」と言えば言えるけど、素直に感動した。文体も好み。
    文学(小説)
  3. 『先端で、さすわさされるわそらええわ』表紙
    文筆デビュー作を含む散文詩集。観念的で怨念的で、読みやすさの調整もしてない関西弁で畳み込まれるエキセントリック女子の心象風景に震えるわ。客おいてけぼりの独白絶唱だけど、エロ哀しい文体、僕は楽しんだよ。
    文学(小説)

川上未映子レビュー一覧(12冊)

  1. 『魔法飛行』表紙
    発光地帯2。やはりこのシリーズ、食のエッセイだという要請もしくは自縛がためにキレを無くしてるような気がするな。震災の話だったり、詩が入ってたりと文章トーンでも幅広い。椎茸栽培の「ご、ごめん」は笑った。
    文学(エッセイ)
  2. 『すべて真夜中の恋人たち』表紙
    長編恋愛小説。おどおどしてて不器用な主人公の造形が、地の文にまで浸透してるような、もたつく筆。「校閲者」も「光」もうまく活きてなくて全般に地味だね。文体を変え続ける意志なのだとしたらそれは支持したい。
    文学(小説)

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