現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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10代の魂が震える詩集。生きることの意味を探してあちこちにぶつかり、傷ついてもなお求め続けたその声に感応。エレキギターを弾いていて感電した17歳の死に様を賛美するつもりはないけれど、僕も含め信奉者は多い。文学(詩歌)
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猫暮らしエッセイ3作目。今作は町田家(人2名、猫10名)の引越し奮闘記になってる。伊豆へ物件探しにきた旅程中にも瀕死の猫を発見・保護してしまう、この慈母的なあほんだらに心を打たれる。そしてまた出会いと別れ。文学(エッセイ)
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胴上げ、投げキッス、世の中は奇妙なものだらけだが、表層をより奇妙に塗り付けて笑ってしまおうとするエッセイ集。随所にあざといけれど、そのあざとささえもが味になっている。肩の力を抜いて生きたい人はどうぞ。文学(エッセイ)
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「河川敷で少女二人、ボールを蹴り合って笑う風景」に見とれてるうちに、ストーリーに混ざってた異物もうっかり飲んじゃった印象。吸血鬼? 若く輝いていた時代と現在を結びなおそうとする試み、とか単純じゃない。文学(小説)
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エコーズ在籍時に発表されたデビュー作。自分にしか見えないヒカルは思春期の不安定な心を象徴する。伝言ダイヤルで知り合ったサキ、プラットホームから飛びこむ男。繋がることを求めながら弾かれてしまう成長記録。文学(小説)




