現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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アジア底辺巡礼第二弾。さらに危ない橋渡りまくり。ジャングルの奥地で深い森に打たれながらハシシをやりたい人は旅立て!なんて感想じゃいけませんね。では改めて。両刀使いの国民党残党に会いたいならバンコクへ。歴史
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唐辛子の秘密を探る韓国グルメ旅。とにかく辛いもん食べまくりで読んでるだけでヒハヒハしてくるが、本当にうまそう。ソウルから釜山へ、途中の田舎町をゆっくりと経巡る紀行としても卓抜。日本の辛みワサビも登場。文学(日記・紀行)
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ヤルカンドに至り、タクラマカン砂漠の上を吹き抜ける熱風に乗せる想いはこの旅の一つのクライマックス。「生きて帰らざる海」で人生の仕切り直しだ。そして峻厳な国境クンジュラーブ峠を越えてついにパキスタンへ。文学(日記・紀行)
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いつまで続くのか新宿赤マントシリーズ。「ときにはあついあついだし汁の中でじっと静かにからみあっていたい」という帯とタイトルがイカしてる。などと言いながらもうコメントすることもない相変わらずのエッセイ。文学(エッセイ)
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ちょっとすごいタイトルの短編集。水滸伝や三銃士や罪と罰など世界の文学を題材にした自由奔放パロディ。聖書でも遊んでる。「初期化するエデンの東のかたに園を設けてアダムを左クリックします。」なんだこれ(笑)。文学(小説)