現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 『うみざざざ』表紙
    ちょっと時間が開いての四冊目。海水浴に来た子供。きらきら輝く水面、木内氏は水と光の表現が相変わらず上手くて唸る。「あの日の郷愁」寄りの内容と相まってグッとくるものがあるね。いったん四冊で終了なのかな?
    絵本
  • 『すべての男は消耗品である。』表紙
    自立しない男とブスな女を徹底的に叩きつつ無目的に人をぐったりさせるエッセイ集。生き方指南ではなく全くの放言だが読み物としてはいい。その趣旨に賛同するかどうかは別として一刀両断の物言いは気持ちいいから。
    文学(エッセイ)
  • 『むはの哭く夜はおそろしい』表紙
    「むは」的読書の日々だった!という帯キャッチで手にとろうかという人がどれほどいるのか知らないが、そういうテンションのエッセイ集。この中で何度か触れている、SF三部作の続編を書きたいという話、早く頼むよ。
    文学(エッセイ)
  • 『正解ご無用』表紙
    タリバンとか失業率とかニュースをフックにして、こんなことを思ったと書くブログ型の文章。答えはないんだけれども「人」に関心があるんだよねって掘り方で、微笑みを誘うエピソードがいろいろ。全編イラスト付き。
    文学(エッセイ)
  • 『冷静と情熱のあいだ』表紙
    江國香織と交互に書き継がれたコラボレーション恋愛小説。8年前に別れたあおいへの想いに突き動かされ、順正の心は2人の約束の地フィレンツェへ疾走する。江國版とは対照的に全て激情としてある愛が世界を駆け巡る。
    文学(小説)

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