現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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尾崎豊の音楽プロデューサーだった著者が彼のイメージを重ねて叩きつけた長編。東京でニューヨークで生き急ぐ優等生。ひどく渇いていて落ち着かない。疾走感と停滞感が交互にやってくる流れは、技巧を越えて力強い。文学(小説)
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「サバンナの象のうんこよ聞いてくれだるいせつないこわいさみしい」。そんないかした短歌と、モノトーンの切り絵が組み合わさった絵本。中途半端なノスタルジーが新鮮さではあるけれど、新作は入ってないアイテム。文学(詩歌)
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謎の宗教腹ふり党と対決する時代小説に見せかけて。自意識が傷つかないよう不戦敗を選ぶニヤニヤ笑いや、自分で物を考えない足の引張りあいを斬捨てる現代批判。パンクのというより社会学者のようなメッセージ色だ。文学(小説)
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代替わりしてゆく飼犬の系譜を中心に家族の生活と歴史を描いた長編。「ですます」調が懐古ムードを増強する。飼犬が死ぬのは大変な事件で、でもまた新しい犬を飼ってしまう、というのは犬好き家庭にはよく分かる話。文学(小説)
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島旅シリーズ第一弾、って椎名には島旅本多すぎるけどな。波の岩場にくりぬかれた温泉に飛び込み、大勝軒のラーメンを啜り込む硫黄島にソソられるね。快楽だけでなく歴史も追求するあたりが珍しくも偉いではないか。文学(日記・紀行)




