現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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短編集。ゼロが主人公となり自分がゼロ(無)であることを思考する表題作はじめ、ほかも穴が主人公だったりと超常的。なんだか著者のねじれぐあいが垣間見られて興味深い。コピーライターの頭脳ってこうなってるのか。文学(小説)
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最北端イソモシリ島から与那国島まで、日本縦断の天幕旅シリーズ第三弾。東京湾にある猿島・浮島でのエピソードが面白い。首都近郊でもこんな探検ができるものなのだな。うすら寒く馬鹿げた光景だけど笑ってしまう。文学(日記・紀行)
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長期シリーズとなる『週刊文春』連載エッセイ「新宿赤マント」の第一集成。毎週毎週飽きもせずこんなバカ文を書けるのはやはり才能だろうな。ひるめしのもんだい、何を食うべきかってのは確かに問題なんだけれども。文学(エッセイ)
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噂の遺稿なのだがここにあるのは「書かれていない小説」の断片。完成していれば相当長い話になるはずで、まさに「自伝的小説」となるものだった。僕らにできるのは匂いを嗅ぐことだけだ。裏切りと不信、愛と祈りの。文学(小説)
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素潜りの世界記録保持者ジャック・マイヨールを訪ねる。本来的な意味で彼はイルカと友達だ。タイトルどおりクジラも登場するがイルカの愛らしさが際立つ読み物。豊富な写真は青い海が美しく、これだけでもお買い得。芸術・美術




