現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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黒煙のように大発生した蚊と格闘する表題作を含む短編集。超常物と私小説系がともに入っている。「日本読書公社」の読書が仕事ってのは夢のよう。私小説系では哀しくて優しい気持ちになれる「海を見に行く」がいい。文学(小説)
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「死」を知りたいと死にかけた老人を観察する少年たち。いつしか交流が生まれ、大人へと段を登ることになる。読書感想文課題図書的な優良さに留まらず、脇役としての母親との小シーンまでドキリとさせるものはある。文学(小説)
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葬儀ディレクターが主人公の黒い長編。病院との癒着、死体のビジネス、生と死の狭間で倒錯した自殺クラブ。俗情に硬化するしこりが鬱々と積もってゆく、この重苦しさは著者いつもの味で、終盤の怒涛まで緊張が続く。文学(小説)
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ブライアン・ジョーンズの死に衝撃を受けるところから始まる自伝的長編。ロックンロールと全共闘と不器用な恋愛、文学にオートバイと少しずついろんなものが動き出そうとしている高校時代の部。過去はいつも美しい。文学(小説)
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記念碑的オートバイ小説集。ここではオートバイは小道具でも舞台装置でもなく主役だ。人間達は小さなことで争ったり落ちこんだりしているけれど(それは明確に脇役だ)、このマシンはいつでも熱く、どこまでもクール。文学(小説)




