現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 『方舟から一羽の鳩が』表紙
    インナートリップのエッセイ集。霊感とともにある画家が、超越的な力、内在する神に意識的になるのはごく自然なことだと思うな。その宗教的な匂いが嫌いな人はビートルズやピンク・フロイドなどロック論で楽しんで。
    文学(エッセイ)
  • 『人生を救え!』表紙
    人生相談と対談集。人生相談なんて、パンク歌手なりの破裂型かと思えば意外とまとも。老いも若きもなるほどなぁと納得することしきりだろう。浅草やお台場を歩いて語る対談は、老人の繰言程度には示唆に富んでいる。
    文学(エッセイ)
  • 『夢を与える』表紙
    芸能界を駆け抜ける少女アイドルの夢と挫折に仮託しながら、自分が本当にやりたいことはなんだろう?って物語。前二作とは文体を意識的に変えたため魅力的なアクが落ちちゃった感もあるのだが、読みやすくなってる。
    文学(小説)
  • 『地球の裏のマヨネーズ』表紙
    15冊目の赤マント。タイトルになってるチリの「マヨネーズのCMソングが流行ってる」エピソードはちょっと面白い。旅の臨場感ってこういうものかも。しかしチベットに奥アマゾン、いつでも旅だらけだね。落ち着けと。
    文学(エッセイ)
  • 『発言者たち』表紙
    お叱りの言葉、抗議の電話、自称エッセイスト、世の中は発言したい人だらけだ。自分には世間に意見する権利があり義務もあり、能力があると思っている一般大衆を揶揄した作品群。サイトを開いている僕もその一人だ。
    文学(小説)

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