現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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読書をめぐるエッセイ。「日々の糧と回心の契機」を本の役割として問うくだりは、やっぱり自分と同じ種類の人間であると親しみも湧こうというもの。必読の99冊を挙げる試みはすごいね。この海の広さを感じさせるし。文学(エッセイ)
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ポジティブな姉と成長する兄弟、ドブの底で泥食って生きる底辺の人間達の繊細にして感動的なドラマ。一人残らず幸せになってほしいという祈りが降り注ぐ。ホームレスにもチンピラにも捨てられた子にも捨てる親にも。芸術・美術
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貨幣制度、倹約、遺産相続などお金をテーマとした短編集というかエッセイ集。お金のこととなるとみなドタバタ喜劇になってしまうのは何故だろう。でもゴタゴタを通してもいい奴ばかりになるのは著者の作風ではある。文学(小説)
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戯曲第二弾。ダンテの『神曲』を下敷きに、天使と娼婦の魂が融合拡散する。「蜃気楼を見ているような目をした、空気のように目立たない、美しい娼婦を見ませんでしたか?」バベルの塔風の舞台、演出ノートも面白い。文学(戯曲)
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『スピンク日記』続編、犬目線での身辺雑記エッセイ。猫エッセイと比べて犬だと全般に野外、おでかけ系のエピソードが多くなるので広がりが出るね。庭の鯉池の話がなかなかすごい、1m級の鯉もいる池が庭にある生活。文学(エッセイ)




