現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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「空中浮揚するヨガの達人に会いにいこう!」というインド紀行。哲学的なことなんて語ってやるものか、インドがナニサマじゃい。という姿勢が頼もしい。ガンガーに沐浴し、土産屋にからまれ、相変わらずのシーナ節。歴史
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映画撮影現場を舞台にしたドタバタコメディ。老俳優をネタにした賭けっていう趣味の悪さも現場っぽい。老いの哀切とか文学的な深みはまったくないけど、脚本の改稿からのクライマックスは声出して笑った。コントか。文学(小説)
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基本から応用までジャンケンの入門書という体裁の表題作は秀逸。当たり前のことをもっともらしく語る類の笑いは独壇場。冗談は真顔で言ってこそ面白いのだ。もはや何を描いても清水流、という安定期にあたる短編集。文学(小説)
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ロックンロールの誕生と浸透を巡る連作。七大陸を流転する現代史。多くを語らずに、時には「あらすじ」のようにも修辞を省略しながらぐいぐい進む。リズム、ビートがすべてを支配するの? なんという骨太の音圧か。文学(小説)
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大絶賛された『コインロッカー~』後の期待を見事に裏切るコミカルなお伽噺。地上に落ちたスーパーマン・ゴンジーの冒険を描く明るい哀しいSF冒険小説。楽しめる作品ではあるが「そりゃねぇだろう」とやっぱり思う。文学(小説)




