現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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短編集。表題作が著者らしい、広げたものを片付けないタイプの青春小説でいい。中学時代の性欲がどんな形をしてたかを思い出した。恋愛感情とか自己肯定とかと未分化なんだよね。あと二編も愛盛り盛りの超絶舞城節。文学(小説)
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『武装島田倉庫』系譜の超常小説で、海賊となった三人組の冒険譚。ゴーストタウンに電源の切れた人造人間など状況説明はあるものの旅の途中の挿話に終始して、この「戦後」がどう動くのかもっと見たいと欲求不満に。文学(小説)
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音の三部作と呼ばれる三作目。騒音を測定して音の分布地図を作成する男。盗聴を趣味とする女。都会でも毎日梵鐘が鳴っているのに、皆何を聞いているんだ? 耳を塞ぐのではなく、耳を澄ましてみないか。という長編。文学(小説)
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震災後~を取っ払って文章読本として読めば、ジャン・ジュネも苦海浄土も美しい文章だし『神様2011』の意志にも感じ入るけど、高橋源一郎のことばとしては「震災前から言ってたこと」感がある。ブレないとも言うが。文学(エッセイ)
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バカンスの砂浜から一転、対岸で燻りだす戦争の火種を捕らえる視線。何かがここで勃発するという予感、その不快な蠕動。場面の切り替わる部分が映像として、また技術として美しい。大佐の長い独白はすでに彼の味だ。文学(小説)




