現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
-
読書をめぐるエッセイ。「日々の糧と回心の契機」を本の役割として問うくだりは、やっぱり自分と同じ種類の人間であると親しみも湧こうというもの。必読の99冊を挙げる試みはすごいね。この海の広さを感じさせるし。文学(エッセイ)
-
女子中学生に中年男が教えを説く。退屈な社会で生き残るための術、淡くて脆い恋心の対処法。思春期と言ってしまえばそれまでの不安定な年頃、現代的な問題を取り上げながらも結局は全時代共通。学外の危い教師ぶり。文学(エッセイ)
-
『文学王』とセット的扱い。こちらは雑多なエッセイ風。温泉へ行ったり競馬をやったりテレビにおや?と言ったりとなんたる平凡な生活。それでもやっぱり文学のこともいろいろと考えてしまうのは平凡な作家のサガか。文学(エッセイ)
-
これまでにも著者は「老人はただ存在だけで面白い」という短編をいくつか書いてきたのだが、ここでは全編、老人パワー炸裂の短編集。孫に恋したり、ホラ吹きだったり、世界を巡ったり、老人はなにかと魅力的なのだ。文学(小説)
-
ミュージシャンとの対談集。松任谷由美やエコーズだった頃の辻仁成、結婚したばかりの布袋寅泰・山下久美子夫妻などが目玉か。(当然)音楽の話は余りないが表現欲や愛の引き出し方などに彼らしさが。鮎川誠いいねぇ。芸術・美術




