現代文学100字レビュー
ピックアップレビュー
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本家だか元祖だか後々シリーズ的に増殖するエッセイの多分これが大本。その軽妙さで評判の雑文家にも何故かノレなかったりしたのだが、これならイケる。「若いということは、とっても恥ずかしいことである」からだ。文学(エッセイ)
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そうなんだよねぇ、わかるわかる。と納得ぜめにする短編集。表題作のバスを待つムードもそのとおりだし。「マイルド・ライト・スペシャル」は煙草を吸う人間なら大きく頷くところだ。「お通知表」も現実だろ、これ。文学(小説)
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パロディーで描く子供の確からさ。例えばこうだ。「お友だち諸君! 我々、井坂山幼稚園ゆき組有志は怒りを行動に移さんとしている!」。子供のドストエフスキーがあり子供の空間プロデューサーがある、良質の絵本。文学(エッセイ)
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全国の美味いものを語るエッセイ。いわゆるグルメ志向とは一線を画し、海苔弁当だとかコロッケライスだとかあくまで庶民派なB級で、これがまた美味そうなのである。しかもまた美味そうな文章なのである。抱腹絶倒!技術・工学
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SF3部作第2弾。なんらかの理由で水没した世界を舟でさまよう男の冒険譚だ。終末的風景の中を、怪しい生物が跋扈する。人をまず疑ってみなければ生きていけない世界で、ふいに出会う愛。そして感動のラストシーンへ。文学(小説)




