現代文学100字レビュー

ピックアップレビュー

  • 新聞・雑誌に書いた書評を集成。良い書評が満たすべき条件、とあとがきで論じられてて、でもそんな良い書評を書く気はないって言い切る、そんな種類のテキストが165編。1つが短めなので機能性重視という感じもする。
    総記
  • 生活臭だけで書き進む短編集。地方営業のフォーク歌手、時間に間に合わないピアノ調律師、彗星を探す警備員。埃まみれの古い写真のような世界観。ルーズソックスで時代を判別できる作品でさえ70年代の空気があって。
    文学(小説)
  • 古典的な名作文学を案内する読書本。あまりひねりがないので読書感想文の本を選ぶ参考(&書き方参考)くらいにしか使い所が見いだせないが、サイバラのツッコミは相変わらず鋭い。しょーもなーって叫んどかないとね。
    文学
  • 悔恨だけを何度も繰り返し見せ付けられてそれらを全て許してゆくことで、家族の成す道を探す。同い年の父なんて強引な設定をものともせず感動で包む構成力はさすが。やり直すことなんてできないから生きてけるって。
    文学(小説)
  • 父と息子の連作短編。異形の棲む森で、出産のために実家へ帰った妻を待つ二人。胎児の長い夢(この世に産まれ出る恐怖か)に取り込まれたような薄暗くマジカルな森の風景。何が起こってるのかよく分からないけど恐い。
    文学(小説)

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